「ムーンストーン」系の名前はいろいろな使われ方をしていて、ややこしいです。
・・・というのが実情らしく、たいていの場合、ブルームーンストーン、レインボームーンストーン、ロイヤルブルームーンストーンというのは、流通名(販売名)です。
いずれも長石(feldspar)の一種で、外見も似ていますが、化学組成は異なるとのこと(ムーンストーン:KAlSi3O8、ラブラドライト:CaAl2Si2O8、ペリステライト:NaAlSi3O8を主成分とし、CaAl2Si2O8を含む構造)。
パワーストーン的な意味は(パワーが青い光の中に宿るから、ということで)似ていて、ペリステライトは、ムーンストーンと同じとされています。
海外の天然石販売者さんたちと話しても、「ブルームーンストーン」だけは入手困難な稀少石として別格扱いですが、それ以外(ムーンストーン、ラブラドライト、ペリステライト)は全部「ムーンストーン」としていることも多く、「ペリステライト」と言っても通じないこともあります。
当店では基本的に、仕入れ時の名前で表記しています。
現地の採掘者が鉱物学的区別をするのは難しいそうで、輸入元が一つ一つ自国で鑑定するとコストがかかるため、将来、呼び方が変更されていくかどうかは分かりません。
ことを考えると、当分、現在の名前で呼ばれるのではないかと思います。
鉱物名での呼び分けが定着する日が来ても、月を思わせる美しい見た目にぴったりの呼び名は、愛称・別名として残りそうな気もします。